- (1)徒歩通園
- 開園以来職員と子ども達での集団での徒歩通園を実施。幼稚園から放射状にコースが設定されています。入園当初はご家庭の方と通園。園生活に慣れるころには職員と楽しく歩いて通園します。卒園までには心も体も立派に成長しています。
- (2)自然環境
- 「自然を友とする保育」大宮駅から1.3キロほどの地区ですが、可能な限りの自然環境を大事にしています。
大きなケヤキの木のもとで夏は木陰、冬は暖かい光に包まれ、草花や小動物との触れ合いを重ね、子どもたちはのびのびと園生活を過ごします。
- (3)英語教育
- 30年ほど前より英語教育の重要性を認識。当時は珍しくネイティブのアメリカ・オーストラリア・イギリス出身の講師を招き、幼稚園児に接していました。子ども達の成長度合いを考慮し「言葉」「表現」活動を実践しています。
- (4)生活習慣の構築
- 子どもたちは日々の園生活を楽しみながらも、主体的な活動と幼児期にふさわしい生活の中で、「正しい挨拶」「身の回りの事は自分で行う」「人の話をよく聞く」「食に関する正しい振る舞い」(箸の持ち方など)の正しい習慣を身に付けるよう努めています。
教育の基本
ひばり幼稚園では幼稚園教育の基本である「幼児期にふさわしい環境を構成」「子ども自身が主体的に活動」「遊びを通した指導」「幼児一人一人の特性に応じ、発達の課題に即した指導」を実践しています。
下記の 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」十の項目は幼稚園教育要領平成30年改訂に示されています。ひばり幼稚園においてもこの内容は保育活動の礎としています。今改訂以前からの五領域とともに要約し表記します。
- 1.健康な心と体
- 園生活の中で体を十分に働かせ、見通しを持って行動し健康で安全な生活を作り出すようになる。
- 2.自立心
- 自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら達成感を味わい自信をもって行動する。
- 3.協同性
- 友だちとの関わりの中で思いや考えを共有し、共通の目的の実現に向けて協力しやり遂げるようになる。
- 4.道徳性規範意識の芽生え
- 体験を重ねる中で相手の立場に立って行動し、友達と折り合いをつけルールを守るようになる。
- 5.社会生活との関わり
- 幼稚園内外の様々な環境に関わる中で、遊びや生活に必要な情報を得て、公共の施設を大切に利用するなどして社会とのつながりを意識するようになる。
- 6.思考力の芽生え
- 身近な事象に積極的に関わる中で新しい考えを生み出す喜びを味わい、自分の考えをよりよくしていく。
- 7.自然とのかかわり生命尊重
- 身近な動植物に心を動かされる中で、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わる。
- 8.数量や図形や文字などへの関心感覚
- 遊びや生活の中で、数量・図形・標識・文字に親しみ、興味関心感覚を持つようになる。
- 9.言葉による伝え合い
- 豊かな言葉や表現を身に付け相手の話を注意して聞き、言葉による伝え合いを楽しむようになる。
- 10.豊かな感性と表現
- 心を動かす出来事に触れ合う中、感性を働かせ表現し、その過程を楽しみ表現する喜びを味わい意欲を持つようになる。
- 健康
- 健康な体、明快でのびのび遊び充実した生活をする。
安全な生活に必要な生活習慣・生活態度、体験を通じて身に付ける。
- 人間関係
- 保育者との信頼関係の下、主体的に活動へ取り組む。
身近な友達を知り、様々な経験を重ね社会生活に必要な習慣に気づき身に付けていく。
- 環境
- 身近な自然環境に興味や関心を持ち、探求心を育む。
人と生物が共生していることに気づき、命の大切さや尊さを実感する。
- 言葉
- 保育者や友達の言葉をよく聞き、理解するよう努める。
自分の気持ちを表現し、言葉遊びや言葉による伝え合いを行い喜びを味わう。
- 表現
- 遊びを通した活動の中で、音楽・劇・ダンス・体育・造形などの要素の内容を主体的に
表現し、その活動を楽しむ。